債務整理中

債務整理中の生活はどんな風になるのか心配され、生活的にもかなり圧迫されて、非常に生活しにくいのではないかと思われる方も多いかもしれません。

しかし、債務整理中でも、今の生活とそこまで大きくは変わらない生活が出来ます。債務整理を行うと生活に影響すると考えられる点について書いてみたいと思います。

任意整理、個人再生、自己破産で共通して言えることは、債務整理を実施した場合に共通して発生する事は、金融事故 （俗にいうブラックリストに載る）として、任意整理では約5年、個人再生では約7年、自己破産では約10年、クレジットカードの新規発行やカードローンは組めなくな るという事です。

そのため、カードを使えず、しばらくは全て現金で生活するといったものになります。

個人再生や自己破産の場合は、場合によっては車を手放す必要が発生するため、利便性の面では今までの生活より少し不便になります。しかし、車の維持費は生活の中で結構な割合を占めるので債務整理をしなければならない方にはその方が良いとも言えます。

また、携帯の新規購入時に分割支払いが出来なくなるため、一括購入しか出来ないでしょう。

デメリットとしては以上の様なものが挙げられますが、生活が圧迫され、生活のしにくい状態にはならないと言えます。ですので、債務整理をしたからと言って、今の生活が大きく変化するという事はありません。

多重債務を背負った方の中には、悪い事をしたのだから、生活も質素にしなければならないといった自責の念をお持ちかもしれませんが、心配するほど生活に支障はきたしません。

債務整理とは元来、皆さんを助けるための制度なので、お悩みの方は積極的に活用しましょう。

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